Keysight IOライブラリ・スイートとは
Keysight IOライブラリ・スイートはKeysight社が提供している測定器を制御するための統合アプリケーションです。
測定器を制御するためのライブラリーや、測定器をコントロールしたり管理したりするためのツールが含まれています。
Keysight製の測定器のUSBドライバ-や、USB-GPIB変換器(82357B)のドライバーも含まれていますので。Keysight製品を使う時はインストールしておくと良いでしょう。
VISAを使用するときにも必要です。
ダウンロード
KeysightのWebサイトからダウンロードできます。
スクロールしていくと「Download IOLS 2021」というボタンがあるので、クリックします。
ユーザー情報を入力する画面が出た場合は、適当に入力します。
インストーラーのサイズは500Mバイト弱ありますので(でかい!)、気長に待ちます。
インストール
ダウンロードが終わったら、インストーラーを実行してインストールします。
基本的には「Next」や「Install」ボタンをぽちぽちしていけばOKです。
インストールにはしばらく時間がかかりますので、こちらも気長に待ちます。
「InstallShield Wizard Complete」が表示されたら終了です。
スタートメニューの中に「Keysight Connection Expert」が追加されれば成功です!
USB-GPIB変換器82357Bを接続してみる
早速、手元にあった82357Bを接続してみます。
ちなみに、82357Bは最近Amazonとかで激安で売っています。
National InstrumentsのGPIB変換器と比べるとめちゃくちゃ安い!
USBで接続したら、デバイスマネージャーで確認しましょう。
ばっちりOKのようです。
Keysight Connection Expertで確認
Keysight Connection Expertを起動してみましょう。
無事に認識しているようです。
測定器との接続確認
早速82357Bを測定器に接続して、認識するか確認してみます。
おおお、いい感じに34401Aが認識しました。
ついでにInteractive IOを起動して、*IDN?の応答を確認します。
ちゃんと応答が返ってきました。
通信も問題ないようですね。
とりあえずここまで確認できれば大丈夫でしょう。