Sequence Makerを使うと、簡単に測定値を取得できますが、
ただ単にExcelに表示するだけだと面白く無いので、
ちょっとイイ感じに表示する方法を考えてみました。
今回もマルチメーターの34401Aを使います。
まずは測定値を取得するコマンドを書きます。
:READ?コマンドを使うと楽です。
*IDN?は接続確認なので無くてもOK
これをSequence Makerで実行するとC3のセルに測定値が入るのですが、
Sequence Makerでは数値を指数形式で表示するため、
隣のD3のセルに自分の好きなフォーマットで表示するように数式を書きます。
TEXT関数を使うと表示形式を自由に決められます。
今回は小数の形式で、小数点以下6桁表示し、単位の「VDC」を付けてみました。
では実行してみましょう。
繰り返し回数は「0」にして測定を繰り返すようにしています。
ちゃんと測定値が取れていますね。
さらにもうちょっと工夫。
こんな感じにテキストボックスを入れて、数式バーに「=$D$3」と入れることで、
セルの数値がテキストボックスに反映されるようにします。
また、測定器っぽい雰囲気を出すために、7セグのフォントをインストールします。
7セグ・14セグフォント 「DSEG」
最終的に完成したのがこちら。
なかなかそれっぽい雰囲気が出ていてイイ感じじゃないでしょうか!?
今回のミソは”テキストボックスはセルの値を参照できる”でした。
測定値をモニター表示したいときなんかに使うと良いと思います。