結論を最初に書いておきます。
「Alt」キーを押しながらEXCELを別プロセスで起動してください。
Sequence Makerの動作中は基本的にExcelが使用できません。
取説にも
「送受信中は誤作動防止のため、停止以外の操作を行わないようにしてください。」
との注意書きがあります。
試しに、Sequence Makerが動作中に、もう1つEXCELのシートを開き、
編集しようとすると、、、
「セルにデータを出力できませんでした。」
というメッセージが表示され、処理が停止してしまいました。
つまり、Sequence Makerの動作中は、他のEXCELでの作業もできないし、
別のSequence Makerを動作させるようなこともできません。
・・・しかし、これでは不便ですね。
測定器でデータ取りしながら、別のデータの集計作業をやったり、
結果をまとめたり、同時並行で複数の測定器を制御したり、、、
したいですよね?ね?
そんなときは、EXCELを別のプロセスで立ち上げると実現できます。
具体的には、「Alt」キーを押しながらEXCELを起動します。
すると、、、
「新しく別のEXCELを起動しますか?」と聞いてくるので、
「はい」を押せばOKです。
これでEXCELが別プロセスで立ち上がるので、
Sequence Makerを実行中でも、別のEXCELで編集作業をしたり、
もう1つSequence Makerを実行したりもできます。
注意点としては、EXCELを別プロセスとして起動すると、
それだけメモリが消費されます。
今回の件に限らず、メモリはたくさんあって困ることは無いので、
とりあえずたくさん積んでおくのが良いと思います。
また、同じインターフェイスを複数のEXCELから同時に使用することはできません。