結論を最初に書いておきます。
「Alt」キーを押しながらEXCELを別プロセスで起動してください。
Sequence Makerの動作中は基本的にExcelが使用できません。
取説にも
「送受信中は誤作動防止のため、停止以外の操作を行わないようにしてください。」
との注意書きがあります。
![](https://sequencemaker.net/wp/ja/wp-content/uploads/sites/2/2021/09/image-1-1024x118.png)
試しに、Sequence Makerが動作中に、もう1つEXCELのシートを開き、
編集しようとすると、、、
![](https://sequencemaker.net/wp/ja/wp-content/uploads/sites/2/2021/09/image.png)
「セルにデータを出力できませんでした。」
というメッセージが表示され、処理が停止してしまいました。
つまり、Sequence Makerの動作中は、他のEXCELでの作業もできないし、
別のSequence Makerを動作させるようなこともできません。
・・・しかし、これでは不便ですね。
測定器でデータ取りしながら、別のデータの集計作業をやったり、
結果をまとめたり、同時並行で複数の測定器を制御したり、、、
したいですよね?ね?
そんなときは、EXCELを別のプロセスで立ち上げると実現できます。
具体的には、「Alt」キーを押しながらEXCELを起動します。
すると、、、
![](https://sequencemaker.net/wp/ja/wp-content/uploads/sites/2/2021/09/image-2.png)
「新しく別のEXCELを起動しますか?」と聞いてくるので、
「はい」を押せばOKです。
![](https://sequencemaker.net/wp/ja/wp-content/uploads/sites/2/2021/09/image-3-1024x216.png)
これでEXCELが別プロセスで立ち上がるので、
Sequence Makerを実行中でも、別のEXCELで編集作業をしたり、
もう1つSequence Makerを実行したりもできます。
注意点としては、EXCELを別プロセスとして起動すると、
それだけメモリが消費されます。
今回の件に限らず、メモリはたくさんあって困ることは無いので、
とりあえずたくさん積んでおくのが良いと思います。
また、同じインターフェイスを複数のEXCELから同時に使用することはできません。